コンテンツ評論 テレビ番組評

「ようこそ、わが家へ」をみた

wagaya運の悪い家族もあったもんである。(笑)
「ダイ・ハード」の主人公ジョン・マクレーンばりに運が悪い。

何しろ、4人家族が4人ともそれぞれトラブルを抱えており、それぞれの相手が家と家族に向けてさまざまな嫌がらせ、というか攻撃を仕掛けてくる。

最初、その攻撃じたいが混沌としていて誰がどう狙われているのかわかりにくいが、その謎が回を追うにつれてほぐれてきて、徐々に加害者も明らかになっていくという展開は面白い。殺人といった重大犯罪ではないサスペンス。それだけに日常生活に置き換えて見やすい。

主人公は被害にあっている倉田家の長男で、嵐の相葉雅紀が演じる。相葉といえばバラエティなどでは明るいキャラクターだが、このドラマでは気弱でむしろ暗い青年を演じている。イメージが違うばかりか、相葉ファンには相当な違和感だったのではないだろうか?

最終回にすべての被害の出発点となった「ニット帽の男」の正体が明らかになったが、それがレギュラーで登場していた人物の誰か、というドラマにありがちな展開ではなくて、まったく初めてみる顔(物語的には。演者はもちろん知っている)だったのはむしろ意外だった。実は、交番の巡査あたりを疑っていた。(笑)

ミステリーだと安易にそういう犯人像を作りがちだが、現実性からいうとこっちのほうが正解だろう。

倉田家に協力して謎を解き明かそうとするタウン誌記者の役で沢尻エリカが出ているが、別に違和感もなく見られる。この人も、いろいろな騒動を起こさなければ今頃は十分トップ女優のひとりになっていただろう。もちろん美人だし演技力もある。こうやって、もう一度女優業をやり直すのかな?

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