コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「女子ーズ」をみた

「女子ーズ」DVD 片手間版
もちろん戦隊ヒーローもののパロディ。

基本的にこの手の作品に「設定がおかしい」とか難癖つけるのはヤボというものだが、一言だけ言っておけば「笑えない」。

今、大活躍中の若手女優5名が集っているということで、彼女たちを愛でておけばいいのかもしれないが。

何が悪いのかと考えてみれば、ようするに「女子」らしさがイマイチということになる。

たとえば、メンバーそれぞれにさまざまな性格を割り振るのはいいとしても、職業とか境遇とかは別に男女あまり関係ないような気がする。

仕事にマジメなサラリーマン、貧乏でバイトを掛け持ちしている若者、小劇場でつまらない役にも全力投入の劇団員、こうしたものは特に「女子」に特別なものではない。むしろ「女子」に特化した内容、それも男からみて理解できない「女子」らしさを徹底追求したほうが笑えたのではないか?

リーダーのレッド役の桐谷美玲が中心になるのは仕方ないとしても、視点は司令官役の佐藤二朗のほうに置いて、思い通りにならない「女子」たちに手を焼く様を見せたほうが面白かっただろう。少なくともリーダーの恋模様とかは何狙い?としか思えなかった。

そういえば「女子ーズ」にもかかわらず「女子力」なる言葉が一度も出てこなかった。「女子ーズ」の戦闘力の根源が「女子力」だという設定にして、メンバーが「女子力」を磨けば磨くほど戦闘にならない、というようなドタバタはどうだっだろう?

怪人側も普通の戦隊ものの怪人っぽかったが、これも「女子」を敵視する存在というイメージで造形したほうがよかったんじゃないかという気がした。

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