コンテンツ評論 テレビ番組評

#あまちゃん 春子のはるかな望み~その6~

帰郷後アキはユイと袖ヶ浜駅で話す。

帰郷後アキはユイと袖ヶ浜駅で話す。

東日本大震災のあと、アキが北三陸に帰り、ユイと初めて袖ヶ浜駅で話をするシーン。
アキはこんなことを言った。

ユイ「デビューして、これからって時期じゃん、春子さん反対したでしょ」
アキ「…ちょっと。でも、すぐ分かってくれた。ママはママのやりでぇごど見つかったみでぇだし…」第136回

春子のやりたかったこと、それっていったい何だろう?
この答えが知りたくて、この稿を書いている。

この時期、春子は何をやっていたかというと、実質的には鈴鹿ひろ美のマネージメント、さらにコンサートを開きたがった鈴鹿ひろ美のボイストレーニングである。

芸能事務所の社長業、それが春子のやりたかったことなのか?
何か違うような気がする。

たしかに娘アキをアイドルにすること、それは春子のやりたかったことのひとつだろう。
しかし、それは映画「潮騒のメモリー~母娘の島~」の主演および主題歌をやることで、ひとつの完結をみている。
鈴鹿ひろ美のマネージメントというのは、持ち込まれた仕事で、春子がやりたがったわけではない。
物語上、鈴鹿ひろ美との関係修復というのは重要だとは思う。
しかし所属事務所の社長というのはいわば黒子であり、相変わらず鈴鹿ひろ美の影武者のままだ。

もう一度、春子のやりたかったことを眺めてみることにしよう。

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