コンテンツ評論 テレビ番組評

「ごめんね青春」をみた

TBSテレビ:日曜劇場『ごめんね青春!』「あまちゃん」以来はじめて、クドカンこと宮藤官九郎が脚本を手がけたドラマ。

熱狂的ファンが多いわりに視聴率はふるわないというクドカン作品。「あまちゃん」がヒットしたのでTBSとしては大期待しただろうが、やっぱり視聴率的には物足りない数字だったらしい。
(「あまちゃん」は朝ドラ枠の持っている数字が潜在的に効いていたのだろうな)

でも、私は楽しんでみることができた。クドカンらしい、クドカンならではのおもしろさがいっぱい詰まったドラマに仕上がっていたからだ。

クドカン以外の注目点としては、ヒロイン役の満島ひかり。演技力では定評のある彼女だが、あまりコメディというイメージがなかった。
しかし、今回の蜂矢りさというキャラクターは、まさに満島ひかりでしかできない役だっただろう。
最初のほうで「鉄の女」的キャラで登場した蜂矢先生が、原平助と結婚する、と決めてからどんどん可愛く変わっていく。
この変化は男女共学によって変わっていく学校のイメージよりもまして、物語を象徴する変化じゃないだろうか。

学園ものらしく、ガチャガチャと詰め込まれた生徒や教師のキャラクター、駅伝や文化祭といったおなじみの行事、そして誰一人普通の人がいない学校を取り巻く人々も、すべて楽しい。いわば、クドカンの頭の中にあるおもちゃ箱といった趣き。

やっぱり、クドカンドラマはいいなぁ。

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