コンテンツ評論 テレビ番組評

「続・最後から二番目の恋」をみた

続・最後から二番目の恋 - フジテレビ小泉今日子と中井貴一、大人の恋愛ドラマと目されているが、実際には恋愛模様もからめたトークドラマであると思う。口げんかも含めた会話劇。続編であるせいか、とにかく、主役二人の息がピタリと合っている。

実は、シーズン1を見たことがなかったので、続編のオンエア中に一気見をした。

小泉今日子が演じるのは、48歳独身のテレビ局プロデューサー吉野千明。このドラマを見ると、千明の造形が小泉本人をベースにしていることがよくわかる。

そして、それで思い出すのは「あまちゃん」の天野春子。

千明は終始ハイテンションで、主に上機嫌で、いわば躁状態にある。
春子は(ドラマの展開に沿って変わってはいくが) 終始イライラとしていて、主に不機嫌で、いわば鬱の状態だ。
それは、陽と陰、ポジとネガ、どちらも小泉今日子本人をスタート地点として、正反対の方向にデフォルメされているようにみえる。

「あまちゃん」は春子の物語である、というのが私の感想だが、そればいわば「アナザー小泉今日子ストーリー」である。
アイドルになれなかった小泉今日子の物語なのだ。

そう考えると、本作ももうひとつの「アナザー小泉今日子ストーリー」ではないか。
アイドルではなく、小泉今日子が別の職業を選んだら、というIFストーリーにも見えてくる。

#あまちゃん 春子のはるかな望み~その1~」を書いてほったらかしのままだが、春子についてはたまに考えている。
この作品における小泉今日子をみることで、そのヒントにもなりそうだ。いつか続きを書けるといいと思っている。

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