コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「劇場版Tiger&Bunny ~The Beginning」をみた

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- [DVD]
深夜放送されていたアニメ映画。最近、アニメはとんと見なくなったのだが…。

超能力ヒーローものなのだが、面白いのはヒーローのコスチュームに「Softbank」だとか「BANDAI」だとか、企業や商品のロゴが入っている。まるで、F1カーのボディやサッカー選手のユニフォームのようだ。

ヒーローも独立して戦っているのではなくて、スポーツ選手のように企業と契約している。そして、そのヒーローと悪党の戦いを中継する専門の放送局があって、ヒーローたちの戦いを中継し、採点している。

…と、面白い世界観なのだが、面白いのはそこまで。

ストーリーそのものは、パッとしないベテランのヒーローと、ルーキーのコンビ結成ものだし。(もちろん、コンビを組むのは契約している企業の要求によるもので、自発的なものではない) 超能力じたいも結構ありきたり。この映画そのものが、テレビアニメの第1・2話を再編集したものらしいので、特にオチもない。

ヒーローの商業化というのは、結構面白いテーマだと思うのだ。ヒーローというのは、バットマンのような大富豪ででもない限り、戦っているだけでは生活がままならないはず。スパイダーマンのピーター・パーカーなんか、一応カメラマンをしてるが年中貧乏暮らしだったな。

超能力を持ち、悪と戦っている以上、その行為にある程度の見返りを求めるヒーローがいてもいいはずで、コスチュームに企業ロゴを入れるというのは面白い発想だ。しかし、それがテレビ番組になってるというあたりから、もういけません。たしかハリウッド映画にも似たような設定のものがあったように思うし、どうしても扱い方が画一的になる。

むしろ、孤高で戦っているヒーローに広告代理店が接触し、スポンサードをするという設定のほうが面白い。… これも、なんかあったような。

ともかく、できれば仮面ライダーとか戦隊ものでやってほしいよ。子供の夢を壊す? 夢だけじゃ喰っていけないよ。うん。

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