コンテンツ評論 テレビ番組評

#あまちゃん 第19週「おらのハート、再点火」再見

アキは子ども番組で大ブレイク

アキは子ども番組で大ブレイクすることに

アキはハートフルを辞め、GMT5を脱退した。

それは自らの意志というよりは、春子の意志だった。
そして、春子は一念発起してスリーJプロダクションを設立、自らアキの売り込みに動く。

一方アキは、自分の抜けたGMTがデビューし、大ブレイクするのを目の当たりにして落ち込み、種市に慰められて、恋心が再燃する。

この週は、アキや春子はもちろん、GMTや水口などもそれぞれに再出発することになる。

そしてアキは超ご都合主義的に、子ども番組でいきなり大ブレイク、予備校のCMキャラクターとしてふたたび恋愛禁止の身に。
まったく、1年を費やした奈落での下積み生活はなんだったんだ、と思わせる急転直下だ。(笑) 歌もダンスも関係ないジャンルで、さらに言えばアイドル的ではない活動でアキはブレイクしてしまう。

このあたりも、売り出すための努力、売れるための訓練、そうしたものが必ずしもブレイクに結びつかない芸能界の諸行無常を描いているのだろうか?

一方、そうしたアキの変転の裏で、ユイは黒髪に戻り、アイドル海女としてふたたび北三陸の表舞台に戻ってくる。個人的には、ヤンキーっぽさを少し残したキャラであったほうが本当のユイらしさが出たと思うのだが。そして、そんなユイの母、よしえが春子とアキに会いにやってくる。

第109回。スリーJプロダクションの面接を受けにやってきた水口。アキに「水口さん、奈落で約束したべ。何があっても絶対見捨てねえって」と指摘されて「忘れてないよ。アキちゃんデビューさせるまで俺の仕事終わらないから。そういう事でしょ。最後の一人までGMTっていうのは」と詭弁を弄する。

採用が決まって春子、アキに続いて甲斐さんまで「よろしくお願いします」と頭を下げるのだが、なぜかシナリオには甲斐さんの台詞が書いてない。演出の発案したアドリブだったのだろうか?

第110回。GMT祭りを見に来たアキと水口。チケットを買って正面から入ったはずはない、と思ったのだが、やはり。立ち見もすでに満席という大盛況ぶりで、入れなかったのだ。河島の配慮により、裏から入れてもらうシーンがあった。

第112回。喫茶軽食リアス。夏ばっぱがユイに東京行きをもちかけるシーン。ユイが「岩手から出たことない」と言っている台詞があった。足立家の裕福ぶりを考えると、海外旅行くらい行っていたのではないかと想像していたのだが、見事に外れた。

第114回。純喫茶アイドル。アキ・春子に会いに来たよしえ。夫が倒れた時の心境を語る。「夫を亡くして、あの町で生きていく自分を想像してしまったんです。だって、よそ者じゃないですか。親戚も身よりもない、頼れる隣人もいない。(…)そしたら私ひとりですよ。縁もゆかりもない、バスも来ない村の外れの、だだっ広いお屋敷にひとり…淋しい」

まあ、それもキッカケではあったろうが、仙台出身のよしえが生まれ育った街を素通りして東京に出てきた理由は、やはり、アキが一緒にいるところを目撃した、昔の上司なる男性がいたからであろうと想像はしている。

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