コンテンツ評論 テレビ番組評

「クロコーチ」をみた

『クロコーチ』あまり期待していなかったが、結構面白かった連続ドラマ。

TOKIOの長瀬智也主演の刑事ドラマだが、長瀬はブラックな悪徳刑事黒河内役。無精髭に目を剥いて悪役キャラを作ってきた。二枚目をやっていた時とはちがった迫力がある。ちょっと作りすぎという気もするが。

その黒河内とパートナーになるのが剛力彩芽演じるキャリア女刑事なのだが、こちらはどうも大人の男達の間に女子中学生が紛れ込んだような雰囲気、このドラマ一番のミスキャストだという気がするが。

ストーリーに三億円強奪事件がからんでいることは最初から予告ずみだった。45年も前の未解決事件が現代の刑事ドラマにどう関連するのか、よくわからないままに、バンバン人が死ぬ。主人公も殺すし、よくわからない敵にも殺される。あれよあれよ、という間になんとか物語の輪郭が見えてきた。

どうやら「桜吹雪会」なる組織があり、警察の不祥事をなかったことにするために暗躍しているらしい。その発端が三億円事件で、警官の子弟が強奪した三億円を原資としてこの桜吹雪会が作られたようなのだ。

単純なヒーローものではない警察の「闇」を描いたドラマというのは、作り方がむつかしいものだが、普通の刑事ドラマへのアンチテーゼとして、もっとあってほしいものだ。

TBS制作だが、TBSは最近けっこうがんばってドラマを作っている。

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