映画・DVD評(邦画)

「フラガール」をみた

2010/12/12

関西人である私には「常磐ハワイアンセンター」じたいに馴染みが薄い。

フラガールスタンダード・エディション

昭和40年の福島県が舞台である。

それまで「黒いダイヤ」と呼ばれてきた石炭の需要が減って、炭坑が縮小される。その余剰人員の雇用を確保するために炭鉱会社が設立したのが「常磐ハワイアンセンター」なのだという。

この映画は、そこでハワイアンダンサーとしてデビューした炭坑の娘を中心にした物語だ。松雪泰子演じるダンス教師の指導のもと、蒼井優ほかの炭坑の娘たちが葛藤しながら一人前のダンサーに育っていく姿を描く。

ただね、なぜ炭坑の町に「ハワイアン」なのか、観光施設としたって他にいろんな企画がありうるのじゃないのか、と思う。そこらあたりをもっと描き込んだほうが面白かったのじゃないか、という気がするんですな。今、あちこちで町おこし村おこしが緊急の課題になっている。いわば、そのハシリともいえるストーリーなのだから。

物語中盤、主人公の親友が父親に従って夕張炭坑に引っ越していく。今頃は、いいおばあちゃんになって夕張で大変な目にあってるのかもしれない、という気がした。

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