コンテンツ評論 テレビ番組評

「夫婦善哉」をみた

 

織田作之助原作の小説、4回連続のドラマ化。

アホな男と一途な女の恋の道行き、というところか。

芸妓の蝶子は、妻子ある大店の跡取り息子柳吉と惚れあい、夫婦になる。
柳吉は実家を勘当され、蝶子は芸妓をやめて彼を支えていこうとする。

ところが柳吉はとんでもないダメ男。さまざまな商売をしながら、柳吉を一人前の男にしようとする蝶子は、そのたびに柳吉に翻弄され、やがて二人の運命は大阪を離れて、別府にまで流れていく。

尾野真千子は「最高の離婚」あたりから感じていたが、この、大阪風にいえば「気ィきついけど、可愛らし女」に新境地を開いたような気がする。今後も活躍していくだろう。

ちょっとミスキャストに感じたのは、柳吉役の森山未來。原作を読んでないのでたしかではないが、柳吉にしては若すぎる気がする。しかも、物語が進んでいくと、けっこう歳を取っていくはずなのだが、そういう感じがあまりしない。「アホぼん」らしさも、なんとなく薄い気がした。

ただ、一言いわせてもらうと。大阪の女、たいていはこんなにかわいらしないで。もっとキツイで。

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