コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「HOME 愛しの座敷わらし」をみた。

2014/09/21

HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
先週日曜日にテレビ放映されていたものを録画視聴。

岩手の田舎に建つ古民家に引っ越してきた家族の物語。

左遷同然に転勤を命じられた父親、いじめを受けていた娘、認知症の祖母など、それぞれに問題を抱えていた家族が、古民家に棲み着いた「座敷わらし」のおかげで、少しずつ人生が好転していく様子を描く。
舞台が岩手県の田舎ということもあり娘役に「あまちゃん」のユイ役橋本愛が出演していることもあって、どうしても比較して見てしまう。そういえば「あまちゃん」のお座敷列車について、ユイが「座敷わらしが走るんですよね」と、素っ頓狂発言したこともあったっけ?

座敷わらしは、昔間引きされた赤子の霊が棲み着いたもの、と作中で説明されている。妖怪というよりは、妖精に近いものだろうか。受け入れてくれる相手には、よい影響を及ぼすようだ。実際、この家族も、座敷わらしの存在を受け入れるようになって、それぞれ問題が解決し、最初は嫌っていた田舎の生活に愛着を持つようになる。

田舎暮らしの物語は、やはり映画1本の尺で語るには中途半端に思える。途中、ずかずか上がり込んでくる隣人や、さっぱりわからない訛りの会話なども出てくるが、すっと流された感じだ。田舎に暮らすことのしんどさと良さを吟味する時間がもっと持てたら、と思った。

最後は、ふたたび東京に転勤で戻ることになるわけだが、座敷わらしもついてきたようだ。ふたたび「あまちゃん」のこんな言葉を思い出した。「場所じゃなくて、人なんじゃないかと思う」

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