コンテンツ文化論 ネットとコンテンツの関係論

「#あまちゃん」タグにみるソーシャルTV化

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にハマってることは、何回か書いているが、今回もその作品論とは別の部分で書いてみる。
(未完結の作品で作品論を語るのはなかなか難しいので、作品については完結後に書くことにしている)

Twitterの機能のひとつにハッシュタグといものがある。具体的には「#キーワード」というタグをツイート中に書き込んでおくと、そのタグをつけている発言だけをまとめて見ることができる、というものだ。現在は日本語キーワードが使えるので「#あまちゃん」というタグをつけて呟くことができる。

この「#あまちゃん」タグが非常に活発だ。放送前、放送後に発言があるのは当然だが、連続テレビ小説の場合、BS、総合合わせて一日に4回放送がある。しかも、日曜日を除き週6日放送なので、常時このタグで発言が行われている。

「あまちゃん」は特に毎日新しい展開があるスピーディなドラマで、しかも細かいギャグや小ネタが満載なので、Twitterも大変賑やかだ。
たとえば今日は、主人公アキの属するアイドルグループGMT6が、ファンによる国民投票にかけられて、下位6名が解雇されるという、その発表があったので、放送を見ながら実況的にツイートする者、今後の展開を予想する者、登場人物への思いを呟く者など、多種多様である。

これはもう、TVのソーシャル化といってもいいような気がする。ドラマという本来一方通行のメディアで、視聴者からのリアルタイムな反響が寄せられることは、もはや当たり前になってないだろうか。テレビとTwitterというまったく別のメディアだが、別に統合する必要もない気がする。

連続テレビ小説(1話15分、週6話放映、一日4回オンエア)という、特殊なドラマ形態というのもこのソーシャル化に拍車をかけている気がする。また、「あまちゃん」が一度見ただけでは、すべてのギャグや小ネタをフォローしきれない、非常にテンポと密度の高いドラマであるのも、その一助になっているだろう。

民放テレビ局も、一度ソーシャル化を念頭において、ドラマのオンエア形態を再検討したらどんなものかな?

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