テレビ番組評

「CHANGE」をみた

2010/12/11

話題のキムタク主演政治ドラマ…。

いくらなんでも政治素人で当選したばかりの一年生議員が総裁選に勝って総理大臣になってしまうのはどうか、なんて感想はいまさら言いたくない。

意外と政治というのはドラマのネタにはなるのだな、と思った。
過去にも何回か政治ネタのドラマはあったが、それぞれなかなか面白かった。
なのに後が続かない。

キムタクがいきなり総理大臣にはならず、一年生議員として政治の世界をじっくりと経験していく経過をドラマにしたほうが面白かっただろう。(話題性は欠けるかもしれんが)世間の常識は永田町の非常識、といった現象を経験しながら、主人公が政治家として成長していくドラマだな。

最近の連ドラはすべて1クールで片づくことを前提に企画されているから、こうしたじっくり構える設定に向かない。たとえば、1シリーズ半年。少なくとも3シリーズをかけて総理大臣まで登りつめるストーリーにする必要があるだろうな。

政治ドラマが面白いのは、やはり現実の政治を投影できるからだ。

現実的に政治家が直面している問題や、政局をそのままネタにできる。現実とドラマの相互作用で、すごく面白い展開だってありうる。ただし、柔軟なシナリオ構成力や、大胆なプロデュースが必要だから、昨今のサラリーマン化したテレビマンには無理かもしれない。

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