テレビ番組評

「医龍2」最終回をみた

2010/12/11

フジテレビ系の連続ドラマ。まあ、本格派の医療現場ものといえるだろう。
普通はタブーである手術シーンの露骨な表現にも正面切って挑戦している。

「医龍」のファーストシーズンは見ていなかった。しかし、今回「医龍2」の放映開始に合わせて再放送があったので、録画して全部みた。

このシリーズは、最先端の心臓外科手術をテーマとしている。
主人公となるのが坂口憲二扮する朝田龍太郎。変わり者だが手術のスペシャリストで、誰にもできないほどのスピードで難易度の高い手術をこなす。
だけではなく、手術しながら新しい術式を考え出すほどの頭脳の持ち主で、しかも心臓を触診しただけで異常部位を見つけ出すほどの手先の感覚の持ち主だ。
まあ、ドラマだから若くしてこれほどの「ゴッドハンド」でも当然なのだろうが。

このシリーズのサブタイトルが「Team Medical Dragon」であるように、チームの大切さを根底に持たせたストーリー展開だ。
「医龍」がバチスタ手術というテーマのもとにチームが編成されるストーリー、「医龍2」は挫折や高慢を乗り越えてチームが再生していくストーリーといえるだろう。
しかし「医龍」は、主人公がブラックジャック並の天才であるが故に、結局「チームとは天才をサポートする存在」になってしまっているような気がした。
「医龍2」では、オリジナルストーリーということもあって、多少そのあたりチームメンバーの自己変革に焦点を当てたストーリーになっているが。

しかしまあ、なんとも演出過剰の続出だ。派手なME(効果音楽)の続出、登場人物の無意味な表情アップ、主人公の意味ありげな言葉や表情。
もう少しおとなしくしてくれたほうが、ストーリーに集中できると思った。

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