テレビ番組評

「ULTRASEVEN X」初回をみた

2010/12/12

大阪では、深夜3時台というとんでもない時間にオンエアされていた。
ウルトラセブン誕生40周年記念作品だという。

私は、ウルトラシリーズの中で初代ウルトラセブンが一番好きだが、それはもっぱら脚本の良さによっている。30分という短い時間の中で、いかに質の良いSFストーリーを展開するか、毎回知恵が込められていたと思う。

今回のこのシリーズは、ウルトラセブンがほぼ初代と同様の姿かたち(ややマッチョな感じはする)と能力で登場するが、どうやらその属する世界はまったく別もののようだ。 というより、初回を見ただけではこの世界がまったくわからない。現代でもなさそうだし、かといって未来的なところも希薄だ。一種のパラレルワールドなのだろうが、全貌はおろか、魅力的なところも見えない。

主人公(記憶喪失で、なぜ自分がウルトラセブンに変身するのかさえわからない) は「なぜか」初回の最後で自分がこの世界を守る(あるいは救う)ことを決意するのだ。しかし、わけのわからない世界をわけのわからない主人公が守るとか、救うとかというストーリーを見続けるテンションには私にはなれなかった。

たぶん、このシリーズはもう見ないと思う。

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