篠原涼子にハードボイルドが似合わないのは、容姿というよりあの独特の発声が障害なのではないだろうか? アイドル歌手出身だから仕方がないのかもしれないが、声が甘いのだ。ドスのきいた低音が出せないから、どうしても迫力が出ない。
フジテレビのおハコである「テレビドラマ-映画バトンタッチ」ドラマのひとつ。
連ドラ→ドラマスペシャル→映画ときて、この映画が雪平夏見ものの最終章だそうだ。しかし「海猿 limit of love」に比べて、ショボいな。
連ドラ時の「アンフェア」は、まあ荒唐無稽さにはあきれながらも、サスペンスタッチで毎週見せるだけの力はあった。しかし、この映画にはほとんどサスペンスがなくアクション主体。それも篠原はあまり活躍しないんだなぁ。
サスペンスがアクションに変わってダメになった例として思い出すのは「24-twenty four-」だ。シーズン1はかなり上質のサスペンス作品だった。シーズン2でアクションの要素がかなり入ってきて、主人公がバタバタ活躍しはじめたとたんに質が落ちた。シーズン3の途中で私は見る気を失った。
それはともあれ、この映画の中途半端ぐあいはどうだろう。テレビシリーズと直接のストーリー上の関係はない。しかし、テレビの時のキャラクターがわかっていないと理解できない。フジテレビお得意の作戦が裏目にはまった例ではないだろうか。


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