映画・DVD評(邦画)

「明日の記憶」をみた

2010/12/12

渡辺謙演じる主人公は、物語スタート時点で49歳。
実は私と同い年である。

明日の記憶

若年性アルツハイマーにかかった主人公は、広告会社の営業部長。どっちかというとワーカホリック気味なバリバリサラリーマンである。その男が、50歳を目前にして、物忘れ、めまいなどの症状に襲われる。

この歳まで生きていると、多少の物忘れなどはあるもので、ドキっとさせられる部分は多い。記憶力が失われていくことへの主人公の不安が、やや映像的に強調されすぎる感はあったが、実際にこうした病気にかかった人の不安はこれくらいではあるまい。

後半、主人公の娘が結婚し、主人公が退職してしまうと、ほとんど樋口可南子演じる妻との二人芝居になる。夫婦愛を強調した物語なので、当然とは思うのだが、腑に落ちないのは医師の存在。

前半、自分の父親も同じ病気にかかっていることを告白した及川光博演じる若い医師は、後半まったく登場しない。治療を続けていないはずはないので、そこには医師の存在がないと不自然な気もするのだが。

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