映像文化を語ってみる

この国の映像制作に明日はあるのか?

2011/01/07

たまたまネットサーフィンしていたら出てきた記事。

「TV危機 制作会社が人材難」東京新聞

テレビの制作現場で、過酷な労働を強いられ、夢も持てない若いスタッフがどんどん辞めていく、という現実のレポートである。

これはテレビばかりではない。商業映像でも同じようなものだ。

デジタル放送化など技術投資に目が行きがちなテレビ局も、そろそろ足元に目を向けないといけない時期に来ているのだろう。

最近、デジタル放送の高画質化、多チャンネル化のアピールばかりしているが、それを支える映像コンテンツは、機械によって生産されるわけではないのだ。

映像制作の業界には昔から悪い癖がある。
人に対する投資を疎かにする癖だ。

おそらく今後、高画質で多チャンネルな画面の中は、空虚でオリジナリティのないコンテンツばかりで埋め尽くされることになるのかも知れない。

そうなる前に、もう一度、価値のある映像コンテンツを作れる人材をどのように育てればよいのか、業界の偉い人に真剣に考えてみてほしい。

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