映像文化を語ってみる

「上からぼかして消す」のいやらしさ

2011/01/05

テレビのニュース解説番組を見ていたら、先週の東京国際女子マラソンにおける高橋尚子選手の映像が出てきた。

いや、そのこと自体は何の問題もない。ただ、画面の一部に何か都合の悪い表示でも出ていたか何かして、上からボカシを入れてあった。私の主観だが、大変汚らしい。

よく、過去のテレビ番組を引用する際、こんな使い方が出てくる。たぶん、テロップが入っているのを消してあるのだろう。

テレビの制作者に伺いたいが、あれをどう思っていますか? 汚らしいとは思わないのかね。

どうしても、消さざるを得ない内容の場合は仕方がないだろうが、スポーツ中継なんか、後で引用されるのはわかりきっているのだ。後で消さなければならないようなテロップ表示を入れていない映像は残せないのだろうか。

スポーツの試合などは、二度と撮影できないワンチャンスの映像なのである。中継を担当した局は、その映像を後世に残す社会的使命を負っているのだと自覚して頂きたい。

後で消す必要のない、プレーンな映像をぜひ残してくださいよ。
後で引用される時のぼかしは汚いと自覚してくださいよ。
頼むから…。

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