コンテンツ評論 テレビ番組評

「富士子のかれいな一日」をみた

2014/09/23


朝ドラ「純と愛」のスペシャルドラマ。

本編の主人公純が最初に勤めたホテルの上司、桐野富士子を主人公に、本編の終了2年半後の一日を描く。

主人公である富士子は、元純の教育係であり、本編でホテルの買収後は宿泊部長というポジションにある。この一日は彼女の誕生日の前日、39歳から40歳になる日という設定。

美人だが「鉄の女」と呼ばれるほど厳しい。普段は無表情で本心を見せないが、心の中には熱いものを隠し持っているというキャラクター。
登場機会はほぼ本編の前半に限られていたのに、この人を主人公にスペシャルを作るとは、人気があったのだと思う。

主にホテルの仕事と結婚して恋愛や結婚とは無縁に見える富士子の「女としての部分」を描くストーリーだった。
朝、元彼から電話があって会う約束をしたものの、仕事に突発事が起こって行けず…、という。
そのストーリーの中で、富士子が押し殺していたプライベートな思いが垣間見えてくる。

しかし、もうちょっと仕事への思いのほうも掘り下げてもよかったんじゃないの、という気もする。

ちなみに、本編の視聴者にとって気になる愛くんのその後については純の「仲良くやってます」の一言で片付けられていた。おい。

富士子を演じるのは吉田羊(よう)さん。あちこちのドラマで見かけるバイプレーヤーの女優さんである。
整った容貌がゆえに、堅い役柄だったり、反対に悪役だったりのちょい役が多かったが、もっといろいろな役で見られるようになってほしいものだ。

 

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