映画・DVD評(邦画)

「ゴジラ ファイナルウォーズ」をみた

2011/01/05

轟天号という空中戦艦が出てくる。
もちろん、艦首はでっかいドリルだ。

戦艦にはドリルがなくちゃいけない。
少なくとも、ヤマト以前はそうだった。

子どもの頃作ったプラモにも、SF戦艦というと、宇宙戦艦だろうと、海底戦艦だろうと、意味もなく艦首にドリルをそなえていた。
行け~、行け~、ゴーテンゴー

監督:北村龍平

Story
「ゴジラ」シリーズの第28作目にして最終作となる特撮SFアクション。20XX年、地球上に突如謎の怪獣たちが出現、地球防衛軍の面々は特殊能力を用いて闘うが、防戦一方の彼らを救ったのは圧倒的兵力を誇る“X星人”だ...(詳細こちら


ゴジラ誕生50周年記念作だそうである。
なんと、私よりゴジラのほうが年上だった。
そして、ゴジラシリーズはこれで打ち止めらしい。
まあ、何度も打ち止めになったシリーズだから、信じてはいけないが。

監督は「あずみ」や「劇場版スカイハイ」の北村龍平だが、最初からどうもB級特撮を狙っていたのではないかと思う。
思い切り金をかけた特上のB級特撮を作ってやろう
と思っていたんじゃないだろうか。
とにかく、B級特撮映画のニオイがぷんぷんする仕上がりになっている。

とにかく、ゴジラシリーズに出てきた怪獣が全員集合みたいな感じで登場する。轟天号は出る、X星人は出る、ミュータントは出る。満艦飾である。

ゴジラは、もともと水爆の象徴として生まれ、人類の永遠の敵として君臨してきたはず。

昭和ゴジラシリーズの後半作品の失敗は、ゴジラが地球を守る正義の怪獣と位置づけられてしまったことにある。この「ファイナルウォーズ」も、結局その轍を踏まざるを得なかった。だからこそ、B級をめざすことになったのだろう、と私は思う。

ゴジラシリーズを締めくくる作品としては、本当はゴジラと人類の関係を見つめなおし、シリーズの原点に還る映画がほしいと、私なんかは思うのだが。

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