コンテンツ評論 テレビ番組評

「必殺仕事人2013」をみた

17日の日曜日に放映されたものだが、ようやく録画をみることができた。

必殺仕事人は、藤田まことさんの死後、時代劇の大物役者を悪役として起用することで、重みを増す作戦に出ているようだ。昨年の高橋英樹に続き、今回は里見浩太朗が殺される悪人の役を演じる。

ただ、里見の演じる役というのは、どうも絶対悪という感じではない。
行きすぎた親バカというか、我が子可愛さのあまり、辻斬りをしてしまうという老武士で、悪徳商人に騙されて押し込み殺人をしてしまうという、何か気の毒な面も持っている。

仕事人も殺し屋だから一種の悪であって、それが倒すのは絶対悪のほうが爽快感につながる。
もっと悪い奴を仕掛けてほしかったなぁ。ちなみに悪徳商人も左とん平がやってるから、なにか悪人ぽさに欠ける。

というか、必殺シリーズじたいテンションを失っている気がする。

テレビに登場する数少ない時代劇なんだから、もっと時代劇らしいアプローチがあってもいいんじゃないのか?
たとえば、時代背景をもっと明確に描く、とか。
有名な歴史上の人物を登場させる、とか。

時代劇を知ってるスタッフも少なくなってる気がするが、テレビ時代劇で育った世代としては、時代劇連ドラの復活を熱望している。

 

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