映画・DVD評(洋画)

「ショウタイム」をみた

2011/01/05

日本でも警察密着ドキュメントはテレビ番組の定番だが、アメリカにもそういう発想があるらしい。

行き過ぎたテレビ局の警察密着と、コンビ刑事アクションものを組み合わせたら、コメディとして面白いんじゃないかという着想をそのままやったという感じの映画だった。

Story
ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィ共演のアクションコメディ。パトロール警官・トレイの勘違いでロス市警・ミッチを巻き込んで起こした騒動が新聞の一面を飾ってしまう。それに目をつけたテレビ局が2人を主役...(詳細こちら


捜査一筋頑固一徹だが、陶芸が趣味という一面も持ち合わせたベテラン刑事ミッチ(デ・ニーロ)は、捜査中邪魔になったテレビカメラを撃ってしまったことで有名になった。そこに目をつけたテレビ局のプロデューサーが彼を主人公とした警察密着番組を企画する。

それに乗ったのが、パトロール警官でありながら俳優を兼業し、刑事ドラマの主役俳優をめざすトレイ(マーフィー)。自らミッチの相棒に志願し、番組を盛り上げる演出を考えてはプロデューサーに売り込んでいく。

かくて、ミッチとトレイのコンビの捜査は、中継車やカメラマンが追いかけ、テレビ番組「ショウタイム」として放送されることになる。

どちらかというと、捜査がテレビ番組化されるドタバタが主体になるため、事件そのものは単純で、捜査は簡単。刑事ドラマというより、ドタバタコメディと呼んだほうがいい映画である。

ロバート・デ・ニーロエディ・マーフィーという人気俳優の顔合わせで、このふたりの演技に頼りきっている感じもあった。もっとも、アクションシーンもちゃんと金をかけていそうなので、安っぽく見えるのはストーリーのドタバタすぎるせいだろう。やや残念でもある。

個人的には名優ロバート・デ・ニーロがいまいち精彩を欠いていて、エディ・マーフィーはいつものようにノリがよい印象だった。マーフィーがデ・ニーロを喰った、といってもいいんじゃないのかな。

「スタートレック」のカーク艦長ことウィリアム・シャトナーが番組オープニングの映像を撮る監督として登場する。「監督は刑事ドラマの主役だったんだ」というような会話があった(シャトナーは「パトカー・アダム30」など警察ものの主役もつとめたし、後年監督としても活躍した)クレジットを見ると、彼の役名は"HIMSELF(彼自身)"となっていた。

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