コンテンツの育て方 コンテンツ文化論

視聴質を問う

テレビ朝日HP気になった記事。

視聴率1位獲得テレビ朝日 新評価基準“視聴質”取り入れる(NEWSポストセブン) - エキサイトニュース

「テレ朝は慶応大と共同で、『リサーチQ』というネットを用いた視聴者調査を何年も前から行っています。これは数字だけを扱う従来の視聴率と違い、視聴者が番組の感想を書き、『どこが面白かったか』などのアンケートに答えていく調査。視聴の“質”を知ることができるリサーチで画期的な取り組みです。こうした試みは他局でも産声を上げつつあります」(藤平さん/注:テレビ朝日編成制作局制作1部(バラエティー担当)の藤川克平部長)

視聴の「質」を問う、ということはずいぶん昔から言われていたような気がするが、テレ朝では実際にやっていたというわけか。

それはある意味、テレビ局として当然のような気がするが、問題はその手法だな。

アンケートというのは、ある程度回答者の恣意が出るはず。
感想も、わざわざ文章として書くのは面倒くさいはずで、視聴者の真意を知ることには遠いのではないか?

他に、視聴態度の問題もある。
たとえば、録画して見る、オンタイムで見る、という違いがある。

録画して見るにしても、「見逃せない番組だから、時間をずらしてでも見る」という録画もあれば、「あんまり興味はないけど一応録画しておく。時間が空いた時にちょっとだけ見てみよう」という録画もあるはず。

あと、寝っ転がって見る番組と、ちゃんと正対して見る番組の違い。
他に何かしながらの「ながら視聴」の番組と、真剣に見ている番組の違い。

さらに「好きな出演者が出ているから、見る」という番組と、「番組内容が面白そうだから、見る」という番組の違い。

こんなことを逐一調べることができたら、かなり「視聴質」の本来の姿に近づけるような気がする。

世はまさに「ビッグデータ解析」の時代らしい。他のテレビ局もここで乗り遅れると、衰退の一途ではないだろうか?

 

 

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