コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「麒麟の翼~新参者劇場版~」をみた

麒麟の翼~劇場版・新参者~ 通常版 [DVD]阿部寛主演のミステリー。

もとはTBSのドラマ「新参者」で初登場した刑事加賀恭一郎ものである。正月特番なのか、早くも同局で放映されていた。

舞台は、東京・日本橋から神田界隈。加賀はここの所轄刑事という設定だ。
個人的には、昔つとめていた会社の本社が(私は支社勤務)あった関係で、東京の中ではまだ馴染みのある土地とはいえる。それでも、首都圏外の住人としては、も少し街の雰囲気が出たほうがよかったと思う。

そして、まさにその日本橋の上、翼の生えた麒麟像の下で、殺害された被害者が発見される。
被害者は、他の場所で刺され、瀕死の状態でここまで歩いてきた。彼を歩かせたその思いとは何だったのか?

容疑者と目された男も、逃走途中で交通事故に遭い、やがて死亡する。
被疑者・容疑者とも死亡した中で、事件の真相はどのようにして解明されるのか? といったところが興味だ。

ドラマから演じているだけあって、阿部寛は加賀刑事を自分のものにしているが、もとから器用な役者ではない。
阿部の地が出て、やや不気味な物腰である。
1話完結のドラマの時は気にならなかったが、本当はもう少し優しげなほうが加賀のキャラクターには合っているのではないか?

ちなみに加賀は、教師を辞めて刑事になったという設定のはず。
作中、教師役の劇団ひとりに向かって「あなたには人を教育する資格はない」と叱りつけるセリフがあるが、少し教師時代の思い出などがからむと、さらに説得性が増す気がするけど。

しかし、なんでこの重要な教師役に劇団ひとりだったのか?

 

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