ネットとコンテンツの関係論

ソニーの動画投稿サイトeyevio(アイビオ)

2010/12/08

本家本元のYouTubeですらビジネスモデルが見えないのに、これほど活発にサービスが立ち上がってくる分野は本当に珍しい。それだけ、いろんな人がネット上の動画に期待をかけているということだろうか。

asahi.comが伝えるところによると

 ソニーは、国内で新たなインターネットの無料動画投稿サービスを27日から始める、と発表した。ソニー製品に限らず周辺機器と連携できる点や、著作権違反の常時監視を売り物に、多数の違法作品が問題視される米動画投稿サービス大手ユーチューブに対抗する。

 新サービスは「eyeVio(アイビオ)」。「AVC」と呼ばれる高品質の画像圧縮方式を採用。携帯電話からの投稿が可能で、動画再生機能付きの携帯型音楽プレーヤーに移して持ち運ぶことができる。投稿作品には、知人など特定の人だけが見られる閲覧制限をつけることもできる。

ソニーグループとしては、米国の会社でGrouperを買収したはずだが、それとはまったく別のサービスらしい。

 利用は無料で、雑誌との連携企画などによる広告収入を見込む。実績をみたうえで、海外展開も視野に入れるという。

国内であれば、それなりの採算性は確保できるという見込みだろう。

何よりソニーにはAV製品との連動性という武器がある。
携帯からの直接動画アップロードはもちろんのことだが、VAIOに簡単アップロードツールを仕込むとか、ビデオカメラが無線LANにつながって周辺機器を必要とせずに直接アップロードできるようになる、といったアイデアもあるのではないだろうか。

ただ、問題はこれら投稿サービスがすべて「他人のふんどしでとる相撲」であることだ。結局のところ、ユーザーが投稿してくるコンテンツがすべてであり、投稿ユーザーの数はそんなに急激には増えないと思う。

これからの動画投稿サービスは、コンテンツをつくるユーザーをどれほど増やせるか、が重要なのではないかと思うのは、私だけだろうか?

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