平成徒然草

笑わないと開かない冷蔵庫


気になった記事。

グッドデザイン賞ベスト100を受賞!ソニーが開発した「笑わないと開かない冷蔵庫」とは?(家電チャンネル) - IT - livedoor ニュース

2012年度グッド・デザインベスト100が先日発表され、ソニーコンピューターサイエンス研究所が開発した情報家電「ハピネスカウンター」がその1つに選ばれた。

受賞作品は「笑わないと開かない冷蔵庫」。笑顔が体にもたらす影響・効用を再認識することで、人が幸せな気分になれるインターフェイスデザインを目指さして開発され、近未来の生活に潤いと活力を与えるとして、その先進性が高く評価された。

ん? 笑わないと開かない?

普通、人間は冷蔵庫を開けるときに笑いながら開けるケースは少ないように思うが。

開発したSONY CSLのサイトをみてみる。

Happiness Counter - Research Gallery - Sony Computer Science Laboratories, Inc.

『ハピネスカウンター』は日常生活の中で積極的に笑顔をつくることを促進する家電の研究です。ストレス社会といわれる現在、笑顔がいいことはわかっていても自ら感情状態をコントロールすることは難しいときもあります。(…)

笑顔になる機会を増やしてあげることで、幸せな気分になり、感情状態の向上が期待できます。

余計なお世話だと思うが。

要するに、笑顔を作ることを強制されたら、楽しい気分になるでしょ。という話だが、誰だって笑いたくない時がある。
笑わないと絶対に開かないということはなく、開きにくいというくらいのようだが、冷蔵庫を開けるために作り笑顔をするのが、望ましい未来だろうか?

これも、日本の家電が衰退した一例のような気がするけどなぁ。

要するに、笑顔認識の技術をどう冷蔵庫に応用するか、という技術でしょ?
デジカメなんかで笑顔になるとシャッターを切る機能というのはすでに実用化されている。
それを冷蔵庫に搭載してみた、という実験でしょ?
もっともらしい理由をつけてみても、バレバレである。

悲しくて、悲しさを紛らわせるための飲み物がほしいのに、作り笑顔を見せないと開かないなんて、余計に悲しさが倍増するよ。

冷蔵庫がおどけて笑わせてくれる、というような発想はないのか?
「ええ~、ご用意しておりますものは、ビールに缶チューハイでございま~す」とかなんとか。

-平成徒然草