映画・DVD評(洋画)

「Shall we dance?(ハリウッド版)」をみた

2011/01/05

ハリウッドリメイク版のShall we dance?をみた。オリジナルの周防監督の作品はテレビ放映も含めて2~3回はみたと思う。
やっぱり、興味はハリウッドではどのようにリメイクしたか、ということになってしまう。

Story
周防正行監督の『Shall we ダンス?』をリチャード・ギアとジェニファー・ロペス共演でリメイクしたハリウッド版。毎日の生活に空しさを感じていた弁護士が、社交ダンスとの出会いをきっかけに生きる情熱を取り戻し...(詳細こちら


主人公は弁護士ということになっているが、大きな法律事務所に勤務するサラリーマン弁護士だから、オリジナル版と大差はない。それだけアメリカ映画ではお馴染みの職業だということだろう。

舞台設定は違っても、ストーリー運びはほぼ同じ。
ところどころ、カット割りまで同じ箇所も見つけられた。

主人公を演じるのはリチャード・ギア、その相手役ダンス教師を演じるジェニファー・ロペスだが、オリジナルの役所広治、草刈民代とイメージがかなり違う。

リチャード・ギアはうまく演技していると思うのだが、どうしても私には二枚目のイメージが抜けきれない。最初のうらぶれた演技が、どうも似合っていないと思ってしまうのだ。
役所広治はどちらかというと、うらぶれた役が多いのでハマっていたのだけども。

またジェニファー・ロペスは、草刈民代の清楚なイメージからすると、ちょっとセクシーにすぎる感じである。

ただ、アメリカの都会風景の中ではそちらの方が合うのも事実。

竹中直人の役は、かなり肉迫はしているものの、やはり物まねっぽく見えてしまう。それだけ竹中の個性に頼った役だったということだろう。

ラス前に、日本版では見覚えのないシーンが登場した。

主人公がお別れパーティに行く前に、妻の職場を訪れ、妻を伴ってパーティに行く。こういうシーンが挿入されるところは、やはり、日米の夫婦観の違いだろうか。
ここはリチャード・ギアがキザな感じ満開だから似合う。たぶん日本の役者だと、誰も似合わないだろう。

そのせいで、エンディングのイメージは日本版とかなり違ったものになった。締めくくりのダンス教室のメンバーがそれぞれの生活の場で踊っているシーンにも、やはり納まりの違いを感じる。

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