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体験を売る

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アップルは体験を売り、サムスンはモノを売る(大西宏) - BLOGOS(ブロゴス)

どれだけ機能を並べ、もしそれがiPhone5よりも優れていたとしても、Galaxy S IIIでは人は列をつくらなかったのです。それだけコアなファンもいないし、消費者を熱狂させる魔力も持っていません。いい製品かもしれないとしても、なにかが欠けているのです。

それは新しい体験への期待であり、体験から得られる満足感だと思います。

モノづくりジャパンとして、これは他山の石ではない。

今、日本の家電業界が危機に瀕しているとしたら、ここだろう。

素晴らしい「モノ」は作れる。素晴らしい「機能」も備えさせられる。だけど、素晴らしい「体験」はそれによって得られない。

日本が昔からこうだったかというと、そんなことはないはずだ。

世界ではじめて「ウォークマン」というブランドで、ポータブルステレオプレーヤーを発売したのは、SONYだった。
これは「歩きながら音楽を聴く」という体験を売っていたのであって、小型のカセットプレーヤーというモノを売っていたのではないと思う。

ウォークマンなかりせば、iPodもなく、そうすればiPhoneもなかったはず。

問題は、モノつくり業界にそうした発想を持った人材がいなくなった、ということなのかな?

貼った画像は、引用した記事で紹介されていたもの。
「もし日本のメーカーがiPhoneを発売していたら」という架空広告だそうだ。

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