平成徒然草

シュリンクしつつある業界

注目している連載記事。

【新連載】 ピーク時700万円あった年収が100万円台へ激減! 少女ホラー漫画家が明かす生活保護より悲惨な日常 ――『怪奇カエル姫』著者・神田森莉さんのケース|シュリンク業界で生き残れるか?~構造不況の迷宮で再起を図る人々 吉田典史|ダイヤモンド・オンライン

 市場が早いスピードでシュリンク(萎縮)する一方、生き残り競争は熾烈になっていく。将来的には、少子化や人口減少により、この傾向はさらに強まるだろう。もはや、景気循環だけによる苦境ではない。構造的な「負のループ」が始まっているなか、事業モデルの転換が求められている。(…)

この連載では、シュリンク業界で絶望し、起死回生を図るビジネスマンや個人事業主の生の姿を描くことを通じて、私たちがビジネスで心得るべきヒントや教訓を考えていく。

なぜ注目しているかといえば、映像制作業界もシュリンク業界のひとつだからだ。

さて、初回の記事は、漫画家のケース。48歳の少女ホラー漫画家へのインタビューを中心に構成されている。
年齢的にも中堅、超有名ではないものの一時は年収700万円を数えたが、今では仕事も少なく漫画による年収は100万円ほどだという。

漫画業界もシュリンクしているのだなぁ。

このケースとよく似た状況を、私も経験している。(ピークでも年収700万円はなかったが)

漫画家や作家というと、ベストセラーを飛ばすメジャーどころに興味が行きがちだが、こうした中堅以下のクリエーターも大勢いるのだ。
シュリンクもメジャーには影響が少ないかもしれないが、中堅以下にはシュリンクが如実に響く。

ここに登場する漫画家もそれなりの年齢を重ねていて、バブルの頃も経験していると思う。
だが、若手の中にはシュリンクずみの業界に入ってきて、それをありのままに受け入れている人もいることだろう。

あるいは優秀な才能を持ちながら、シュリンクした業界を横目に見て、入らずに別の業界を選ぶ人もいると思う。
たとえば、本来はマンガを描きたかったが、活気のあるゲーム業界に就職した人とか。

景気のシュリンクは業界そのものを縮めてしまう。

この連載にはどんな人物が登場するのか、今から楽しみだ。

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