コンテンツ文化論 ネットとコンテンツの関係論

いいね!ボタンが見失わせるもの


このサイトにもFacebookの「いいね!」ボタンを設置はしてあるのだが、ほとんど押されたことはないような気がする。

気になった記事。ちょっと古いが

SNSマーケティングの4つのフェーズ(松本 龍一) - BLOGOS(ブロゴス)

このプロモーションページはfacebook上でアップされるや否や、1,000件のいいね!が付き、100件以上のシェアがついたそうですが、そんなに売れなかったそうです。なぜかというと、いいね!したりシェアしたユーザは商品自体の良さ、価値を評価したのではなく、写真の女の子の表情がかわいいとか演技力があるというところに着目していたからだそうです。

うん、そうなんだ。「いいね!」ボタンは、何に対して「いいね!」と思ったのかが不明確になってしまうのである。

たしかに、一言でもコメントを書くという行為は面倒である。文章になってないといけないとか、相手に失礼ではないかと思ったり、反対に相手に対する反感だけで書いてしまったりということもある。

それに対して「いいね!」ボタンは手軽だ。ワンクリックですむし、言葉を選ぶ必要もない。

だが、同時にそれは何に関心があったのか、書かずにすませてしまう行為なのだ。
それが本当にコミュニケーションといえるのだろうか?

やっぱり、一言でいいからコメントを書くべきだと思う。コメントからは、たとえば議論がはじまったりするが、「いいね!」からはコミュニケーションははじまらない。

ある意味、ボタンを押したということで、コミュニケーションの終了を宣言してしまうような気がするのは私だけだろうか?

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