平成徒然草

表現は引き算

気になった記事。

富士通「ARROWS A」の広告と、「大企業病」の処方箋 (イケダハヤト) - BLOGOS(ブロゴス)

00nosという方が、下記のメッセージとともにこんな車内広告の画像をアップしました。画像は600回近くRTされ、閲覧数は15,000回を超えています。(…)

この広告に見られるのは、明らかなリーダーシップの欠如でしょう。否定することを恐れ、なぁなぁで各人の意見を取り入れてしまうと、こういう複雑で理解しにくいものが出てきてしまいます。

たしかに恐るべき自己満足ですな。だいたい、パッと見にこの商品がなんであるかがわからない。
スマホなのですが、横置きにしてあるせいか新型のテレビかと思っちゃいます。

リーダーシップの欠如もさりながら、この広告の問題点は「盛り込みすぎ」なところです。
で、肝心の部分がぼやける。

たしかに開発に苦労した技術陣から言うと「あそこも言ってくれ、ここも言ってくれ」と、アピールしたいポイントは数多いでしょう。
だけど、消費者の側から言わせると、たとえば「ヒューマンセントリックエンジン」 と言われても、「何それ、おいしいの?」でしょう。

表現というのは引き算です。たくさんある言いたいことから、伝えなくてもいいことを切り捨てていくこと。
切り捨てて切り捨てて、残ったもので伝えていくことなのです。

「ホントは言いたいけど、伝えなくてもいいこと」たくさんあるんじゃないですか?

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