平成徒然草

坂本龍一氏の矛盾

気になった記事。
さようなら原発“17万人集会”坂本龍一「たかが電気のために…」 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

 脱原発を訴える「さようなら原発10万人集会」が16日、東京・代々木公園で開かれ、主催者発表で約17万人が参加した。呼び掛け人の一人で音楽家の坂本龍一(60)は、国内の全原発が停止した1970年にも同所での抗議行動に参加。「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と語気を強めた。

一見、今の時代としてまともな発言に見える。


しかし、一方で坂本龍一氏は日産の電気自動車「リーフ」のCMキャラクターもつとめていることを忘れてはならない。

私が記憶しているTVCMでの発言は「まったく二酸化炭素を出していない。そのことが気持ちいい」というものだった。

たしかに、電気自動車はそれ単体としては二酸化炭素を排出しない。しかし、精製された燃料さえあれば走る内燃機関とちがって、電気自動車は発電所で作られた電力を充電して走る自動車である。つまり、システムとしては発電所がなければ完結していないのだ。つまり、電気自動車が二酸化炭素を出さなくても、火力発電所がその電気自動車に充電するために二酸化炭素を発していれば、トータルでは同じことだ。

このCMは今日産リーフのCMギャラリーには載っていない。 しかし、「the new オーナー interview」というコーナーに坂本氏のその発言は残っている。

http://www.youtube.com/watch?v=nzE8afB33Ec

脱原発集会での下記の発言と比べてみてはいかがだろうか?

http://www.youtube.com/watch?v=vOKRdnOnb-A&#t=48s

脱原発を訴える人にはそれぞれ事情がある。山本太郎氏のように、仕事をすべて失う覚悟で臨んでいる人もいる。
しかし、この二枚舌ぶりはちょっといただけない、と思うのは私だけではないだろう。

-平成徒然草
-,