コンテンツ評論 テレビ番組評

「ハンチョウ5~警視庁安積班」をみた

「ハンチョウ」もシリーズ5を数えた。

シリーズ4までは神南署という所轄の係長だった安積だが、このシリーズ5では警視庁捜査一課へ異動になった。主役の佐々木蔵之介を除き、すべてのメインキャストを変更するという荒技に出た。

従来、メインキャストが2人だけの「相棒」で、相棒役を変更した例はあるが、チーム刑事ものでここまで大幅な刷新というのはあまり聞いたことがない。

さて、その安積が係長(班長は俗称)をつとめることになったのが、特捜一係という新設部署である。
これは組織上捜査一課に属するが、刑事部長の直轄でその指令を受けて動くという設定だ。「相棒」の特命係のように組織上から浮いた存在ではなく、里見浩太朗演じる刑事部長がある目的のために組織したタスクフォースである。
その目的はとあるテロ組織の捜査なのだが、シリーズ開始時には伏せられており、徐々に明らかになって最終盤にはそれが中心になってストーリーが展開するようになっていた。

実際にこうした部署が存在するのかと思ったが、Wikipediaによると、警視庁には特別捜査係という部署が存在し、刑事部長の特命事件捜査と注釈されている。ただ、所属は捜査一課ではなくて、刑事総務課という管理部署である。まあ、当然だろう。

安積は警部補。警視庁の係長職というのは、通例警部なので、昇進したのかと思ったら警部補のままだった。

シリーズの最後で特捜一係は目的を果たして解散、ということになっていたが、次シリーズもたぶん作られるだろうし、その時には安積はどういうハンチョウをつとめることになるのか楽しみではある。

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