コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「Super8」をみた

2012/05/03

SUPER 8/スーパーエイト [Blu-ray]スーパー8はコダック社の開発した8mmフィルムの規格で、フィルムをカートリッジに収めて扱いやすくしたものだ。
この映画は、そのスーパー8で自主映画を撮影している中学生グループを中心にしている。

ちなみに私も、似たような自主映画を作ったことがあって、中学生ではなく高校生で、スーパー8ではなくシングル8だった。
それが結局、今に至るきっかけのひとつになっている。それはどうでもいいが。

この映画はスピルバーグの制作だが、最初はETと見せかけて途中は姿なき怪獣ものに変わってしまい、だけどラストはやっぱりETという妙な作りだ。映画グループの中心はジャイアンみたいな少年で、これが監督兼脚本家をつとめている。
(余談だけど、フィルム代や現像代は彼が出しているみたいで、よほど裕福な家の子なのだろう)
そう考えると、主人公はのび太なわけで、映画でもメイクや特殊効果という地味な役まわりだ。
スネ夫みたいなのもいて、これは爆破マニア。
そして、当然ヒロインのしずかちゃんはブロンドの女の子である。

映画グループが偶然撮影中に目撃した列車事故。
それ以来、その田舎町には奇怪な出来事が頻発するようになる。
それは中学の先生が、軍にとらわれていた宇宙生物を逃がすためにしくんだ結果だった。
やがて、しずかちゃんがさらわれてしまい、のび太たちはしずかちゃんの救出に向かう。

ここで、のび太が主人公だから活躍するのは当然としても、ジャイアンも男気を発揮してほしかった。
実際には、怪我した仲間の介抱のために残留してしまい、怪獣の巣に向かう のはのび太とスネ夫。
まあ、爆破マニアのスネ夫を行かせたかったのはわかるけど。

この怪獣がとっても中途半端。
中学の先生によると知能が高く、テレパシーで人間とわかり合えるということなんだが。
人間と敵対しているのは、軍に拷問をうけたからだというんだが。

その割に、軍以外の人間も殺してるし、なんだか人間を捕食しているというシーンもあったりする。
最後、宇宙船を組み立てて帰って行くのだから、かなり高度な知的生物であることは間違いないんだけど。
ETとちがって、こいつのカタを持つ気にはならない。

クレジットタイトルの横に、少年たちが作っていたゾンビ映画が上映されていたのが面白かった。
こんな状況で、ちゃんと編集して仕上げたとは、ジャイアンえらい。

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