映画・DVD評(洋画)

「マシニスト」をみた

2011/01/04

何にもまして耐え難いのが、睡魔だと思う。
私も夜中に目がさえて困ることが多いが、どっちかというとよく眠るほうだ。

一年間眠らなかったら、どうなるか。
普通は死ぬと思う。
死んでいないとしたら、覚えていないとしても睡眠はとっているのだろう。
その、一年間眠っていないという男が主人公の物語である。

Story
『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベールが30キロに及ぶ減量をし、1年間眠っていない男を演じたサスペンススリラー。平凡な機械工のトレバーは、原因不明の不眠症で365日眠れずにいた。そんなある日、自宅の...(詳細こちら


眠気で朦朧としている人間の意識のように、非常につかみどころのない物語である。

マシニストとは機械工の意味で、主人公は一年間眠っていないという機械工のトレバー。この男が壊れていく物語だ。

トレバーは不眠のせいか、注意力が散漫になっていた。職場でアイヴァンという男と話したトレバーは、作業中にアイヴァンに気をとられて事故を起こし、そのせいで一人の同僚が片腕を失った。ところが、アイヴァンという男は誰に聞いてもいないといわれる。

そんな折、トレバーの自宅の冷蔵庫に覚えのない謎のメモが貼られていた…。

何が真相で、何が事実なのか、あるいは不眠で歪んだトレバーの意識が作り出した幻覚なのか、わかりにくいつくりになっている。

ならば、もうちょっと面白い幻覚やら、謎やらが登場してもよかったのではないかなあ。

表現のひとつとして興味深いが、楽しみではない。そんな映画だった。

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