コンテンツの育て方 コンテンツ文化論

ソーシャルゲームと日本語認識の合体

2012/04/08

気になった記事。

なぜ? ソーシャルゲームでお金を払う理由(All About) - livedoor ニュース

ゲームを有利に進めるステータスにお金を払っているのでしょうか。その側面が無いとはいいませんが、ただ数字があがるだけであれば、やっぱりそれほどの価値はないでしょう。

じゃあいったい何にお金を払っているのか。それは、ゲームとの関係性にお金を払っていると私は考えています。

阪神が横浜DeNAとの開幕3連戦で1勝1敗1分けのタイに終わったばかりだが、DeNAやGreeといったソーシャルゲーム企業がどうしてそんなに売り上げを上げられるのか、たしかに疑問である。

つまり、ユーザーとゲームとの関係性こそが価値の源泉で、その関係がユーザーの中で深くなればなるほど、ただの画像はただの画像ではなくなり、場合によっては数万のお金を投入するほどの商品になり得るのです。

こういったデータへの価値づけの方法論というのは、ソーシャルゲームだけに限った話ではありません。そして、どうやって価値をつけるかは、どんなゲームが作られるかに直結していきます。

これを読んでふと思い出したのが、iPhoneのsiriだ。siriについて「siriません」という人は、これでも読んでくれ

siriが日本語対応したのに対抗してか知らないが、docomoも似たような日常言語認識のサービスを提供し始めている。

何を思いついたのかというと、おそらくソーシャルゲームは今後音声による日常言語認識を取り入れてくるだろう、ということだ。
たとえば、野球ゲームで、プレイヤーが監督をつとめるという想定になっているソーシャルゲームがあるとする。
今は、選手の起用について、打率や防御率といった数字をみて起用するだけだ。

だが将来の野球ゲームでは、きっとプレイヤーが監督として選手と会話できるようになる。

監督「どうだ? 調子は」
選手(投手)「体調はいいんですが、ちょっとストレートが思ったほどは走らないんですよね」
監督「フォームが崩れてるんじゃないのか?」
選手「それはビデオをみてチェックしてます。いい時のフォームと変わらないですね」
監督「で、修正できそうか?」
選手「おとといよりは昨日のほうが、球がいくようになってたんで、今日はもっといいと思います」
監督「変化球はどうだ?」
選手「変化球は問題ないです。そうそう打たれはしないと思います」
監督「じゃ、今日も頼むぜ」

こんな具合だ。こんなふうに会話を交わすことができると、ゲーム中のキャラクターとしての選手が、より関係性を帯びてくる。
選手の個性も反映させるだろう。口数は多いが、嘘のまじる選手。無口だが、正直な選手など。

こういうことができるようになると、よりプレイヤーは選手の獲得にカネを払うようになるんじゃないだろうか。

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