平成徒然草

音楽家たちがPSE法緩和の署名をはじめた

2011/01/04

2月15日「コノクニノイクエ」でご紹介した「電気用品安全法(PSE法)」が音楽の発展に支障をきたすとして、日本シンセサイザー・プログラマー協会が対象機器の緩和を求める署名活動をはじめたので、署名をしておいた。

ITmediaニュースによると、

 同法に基づき、シンセサイザーなどを含め過去に製造された電気製品の販売が4月以降は禁止される(関連記事参照)が、音色にひかれて過去の電子楽器を好んで使うアーティストは多く、こうした機器は中古市場で入手する場合がほとんど。だが同法が本格施行されると、個人間の売買を除いて過去の機器を販売できなくなるため、同協会は「専門機器を支える中古機器販売、下取り市場も閉鎖せざるを得ない状況になってしまい、これからの日本の音楽と芸術文化の発展に大きな支障をきたすことになる」と危惧している。

電気製品だって、立派に文化の担い手であることを忘れてはいけない。

ストラディバリウスはいくら古くなっても、その音色にひかれて演奏に使われる。それが「○○年よりも古い楽器は売り買いしてはいけない」と言われては、演奏家は困ってしまう。

シンセサイザーだって同じことなのだ。古い製品であっても、現在は生産されておらず、しかし独特の音色を持つ楽器が存在する。それがAC電源を使うがゆえに法律にひっかかってしまうのだ。

この国のセージカやカンリョウの目は、主に経済に向いていて、文化はその飾りだと思っている。経済さえ発展すれば、文化は後からついてくるものと思っている。

本気で文化で世界に通用するクニを作ろうとしている人はいないのか。

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