コンテンツ評論 テレビ番組評

「潜入!少林寺」をみた

正式タイトルは「潜入!少林寺 知られざる教練洞窟 中国格闘技の奥義に挑む!」。
元日にBS JAPANで放送されていたドキュメンタリーだ。初回放送は昨年6月だったようだ。

俳優の北村一輝が少林寺を訪ね、数日ではあるが実際に少林拳の修行を体験する。
少年の頃から少林寺にあこがれていたという北村の疑問を通じて、少林寺の謎を明かしていく、という感じ。

少林寺の開祖が、日本でも手足のない人形でおなじみの「達磨大師」で、この人はインドから来て少林寺を興したことなど、はじめて知った。

番組の構成が、北村の修行を中心としているせいで、歴史的な謎の解明などは、やや物足りないものがある。
時の王朝が仏教の力を疎んで「滅仏」と呼ばれる弾圧を加えたことに対する抵抗の手段として少林拳が生まれた。
日本でも、比叡山に代表されるように、仏寺が武力をそなえたことは少なくない。
源義経の部下であった弁慶のような僧兵がそれだ。
そのあたりの歴史的な事情に踏み込んだ解説もほしかった感じがする。

 

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