コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「借りぐらしのアリエッティ」をみた

借りぐらしのアリエッティ [DVD]12月にテレビ放映されていたものを録画した。
しばらくUSB HDDの肥やしになっていたが、ようやく見ることができた。

「狩り」と「借り」をかけてあるのだろうが、この小人たちのやっていることは「借り」ではない。
角砂糖一個、ティッシュ一枚にしても、勝手に持って行って、返すことはないのだから、これは立派な「盗み」ではないだろうか。

それにしても、魅力的な設定ではある。
人知れず、床下に小人が住んでいて、こっそりと少量のものを持って行って生活している。
モノがよくなくなるなぁ、と思っているアナタの家の床下にもきっと小人がいるに違いない。

しかし、ジブリアニメのクォリティの高さに文句はないのだが、これはやはり現在であれば、特撮でやってほしいネタだったかな、と思う。
小人たちから見た、人間の家のスケール感、その巨大な空間で活動するスリル、など、アニメではなかなか伝わってこないのだ。

特撮合成でもなかなか難しいとは思うが、また違った面白さが生まれていただろうなぁ、という感じがする。

舞台は日本なのだが、閉じた空間。緑の中に建つ古い洋館ということで、「となりのトトロ」に似た雰囲気もある。
できれば、もっと借りぐらしたちがたくさん住んでいた時代も見てみたかった。

-コンテンツ評論, 映画・DVD評(邦画)
-, , ,