コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「プリンセス・トヨトミ」をみた

2011/12/17

プリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディション題名からして豊臣家の末裔が登場することはわかるから、これを言っても特にネタバレにはあたるまい。
大阪の人間は、そんなに豊臣秀吉が好きだろうか? 少なくとも私は好きではない。
まして、豊臣家の末裔なんかどうでもいい。

秘密裏に大阪国というものが存在している、という発想は面白い。
だけど、大阪人の特性からいうと、この映画のようなかたちの大阪国というのは絶対にありえないはずだ。

映画のキャッチフレーズは「大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった」やという。
豊臣家の末裔を守るために、大阪中の男が立ち上がって集結した。その結果が大阪全停止だというわけやけど。

これは、私のイメージにある大阪人とは相当にちがうわ。

大阪の民衆というのは、こんな形で結集したりすることは絶対にないはずやねん。
在野主義のかたまりのような連中で、人と同じような行動をとることが嫌い。
反骨心というか、批判精神に富んでる。
立ち上がれというたら「豊臣の末裔がなんぼのもんやねん」というツッコミが必ず入るはずや。

大阪国の総理大臣がお好み焼き屋のオヤジだというのは面白いねんけどな。

「プリンセス・トヨトミ」であるはずの茶子が意外と活躍しないのがもひとつやな。
むちゃボーイッシュな娘で、いじめっ子相手にドロップキックかましたりするあたりは、なかなかええのに。

大阪の人間はたんなる血筋で守ったりはせんけど、こういう頑張る奴は絶対に応援するはずやねんけどな。

-コンテンツ評論, 映画・DVD評(邦画)
-, , ,