映画・DVD評(邦画)

「化粧師(KEWAISHI)」をみた

2011/01/04

私は男だからもちろん化粧をしたことはないのだが、どこでメールアドレスを知ったか、化粧品メーカーを告発するメールがときどき届く。どうも、大量にメールをばらまいているようだ。

この映画の主人公である化粧師も、野山で植物を採取して、自分でなにやら煮たりして化粧品を作っているシーンがある。鉛入りのおしろいについて、その害を説いているセリフもある。たぶん、自然派の化粧師のはしりなのだろう。

化粧師 KEWAISHI

作品について知りたい方は、上記の画像をクリックしていただきたい。

石ノ森正太郎の原作は江戸時代の化粧師を主人公にしているが、この映画はそれを大正初年に置き換えて描いている。私に大正時代のイメージが希薄なせいか、時代のイメージが合っているのかどうかがわからない。

江戸の流れを引き継ぐ化粧師が、大正の東京にいて不自然ではないのだろうか。

トータルなストーリーというものは希薄で、化粧師小三馬をとりまく女たちのそれぞれの物語が併行して描かれる。やはり、一番印象的なのは、お時(時子)を演じる池脇千鶴だろう。女優への夢がどのように彼女の中で芽生えていったのか、もう少していねいに描いてあげたかった。

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