コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「キャプテン・アメリカ」をみた


日本とアメリカのスーパー・ヒーロー像には、かなり異質なものを感じる。

アメリカのヒーローには、スーパーマンやスパイダーマンのように超能力を持つ者もいるが、 バットマンのように普通の人間であって、強靱な肉体と武器で闘うヒーローも多い。

で、キャプテン・アメリカはどちらのタイプかというと、その中間といえるだろうか
超人兵士を作る計画に参加して特殊な血清を注射されたために、人間離れした強靱な肉体を手に入れた若者なのだが、 空を飛んだり蜘蛛の糸を発射するような超能力を持ってはいない。

面白いのは、血清を注射される前には、人並み外れた愛国心と正義感を持ってはいたが、貧相な肉体のため徴兵検査に何回も落ちていた、という設定。それが、血清の注射により、筋肉モリモリのマッチョに変わった。

おそらくアメリカ人のイメージにあるヒーロー像というのは、生身のマッチョマンが原型なのではないかと思う。
殴り合いの喧嘩で弱者をかばって大勢の荒くれ者を素手で倒す、といったシーンが映画によく登場する。
そういう腕っ節の強さと正義感がアメリカンヒーローの証、という気がする。

しかし、キャプテン・アメリカは、なんと戦場で戦うヒーローなのである。いわば、スーパーソルジャーだ。名前の通りアメリカ軍を率いて戦うのだ。はたしてこういうのをスーパーヒーローものと言っていいのだろうか? でも戦争映画ではなく、ヒーロー映画だ。

3Dのみでの上映だったが、特に立体感を強調するような演出が行われているような感じはしなかった。

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