ネットとコンテンツの関係論

USENは何がほしかったのか?

2011/01/04

USENの宇野社長が、とりあえずは個人でフジの保有するライブドア株を引き受けて、ライブドアの第二位の大株主となり、業務提携も行うことになった。

個人で百億近いカネを動かす宇野社長とは、とか、USENを違法なケーブル工事で成り立っていた有線放送会社からIT企業へと変身させた手腕について、とかあちこちのテレビ番組で特集ネタになっている。まあ、ホリエモンの時もそうだったが、とりあえずは気になる人物は特集しておこうというのが、テレビだからね。

USENの狙いとしては、ライブドアのポータルサイトが欲しかったのだろうとか、証券・金融部門が狙いだとか、いろいろと解説されているが、やはりここは不振のGyaOのためにフジテレビとの関係を強化する狙いが含まれているだろうことは間違いないと思う。

自主制作には消極的な態度をとるTVBankに対して、GyaOは積極的に自主制作をしているところは感心するのだが、広告収入だけではたしかに苦しかろう。フジが膨大にかかえる番組資産を利用させてもらえるとしたら、それはありがたいにちがいない。

結局、IT産業が映像コンテンツのあたらしい供給源になるというのは、幻にすぎないのだろうか。

三方一両得なところはあるが、とりあえずUSENが漁夫の利を拾ったことは間違いないと思う。

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