平成徒然草

「死の町」という言葉が悪いのか?

この国には、どうやら言論の自由はないらしい。

鉢呂経済産業大臣の辞任の原因となったらしい「死の町」発言である。
ネットでも「この発言に問題はない」という意見が相次いでいたし、「そこまで言って委員会」でも勝谷誠彦が同じ事を言っていた。
私も、表現に「死」という言葉が含まれる分、被災地の方々の神経を逆なでする傾向はあるかもしれないとは思うが、しかし表現は自由であるはずだ。

政策というものは、現実を直視することからはじまる。
被災地から人の気配が消えて、いわゆるゴーストタウンとなっているとしたら、「死の町」は的確な表現ではないだろうか。
だからこそ、その状態を改善するにはどういう施策をとるべきか、という ように考えを巡らすのだ。
現実把握の言葉は思ったままに表現されるべきだろう。

マスコミも、「死の町」という言葉だけを強調して伝えるので、その真意を伝えようとはしない。
にもかかわらずテレビなどからは、けしからんという論調、コメントばかりが伝わってくる。

もうひとつの「放射能をつけちゃうぞ」発言は、本人の記憶が定かではないらしい。

この国では、マスコミ(の中の一部の記者陣)が大臣の進退を決めるらしい。鉢呂氏が経産大臣としてどのような手腕を持っていたかは未知数だが、もし有能な人物であったとしたら、マスコミがこの国の政治を遅らせていることにはならないだろうか。

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