コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「相棒~劇場版Ⅱ」をみた

相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- <通常版> [DVD]
人気テレビシリーズの劇場映画版。

警視庁の部長会議がジャックされ、警視総監以下幹部が全員人質になってしまう。
いくらなんでも、警視庁ってそんなにやすやすと拳銃を所持した犯人の侵入を許すのか、と思っているうちに、籠城犯は射殺され、事件は解決してしまう。

なんだぁ?このまま警視庁内で籠城事件が続き、警察機能が麻痺した東京で次々と事件が起こったらいいのに、と思っていたら、そこから事件の真相を探る特命係の動きに焦点が移って、わりと「相棒」らしい展開になっていく。

しかし、明らかになった事件の真相はけっこうショボくてあんまり感心できない。
むしろ、その背景にある「警察庁と警視庁の対立」を中心にもっと描いてみたら面白いストーリーになったんじゃないかなぁ?
こうした政治がらみの対立構図を縦軸に、いろんな事件が描かれるというのも一興である気がする。

そういえば、最後にとってつけたように、「相棒」スタート以来の登場人物である小野田官房長が殺されてしまうが、岸辺一徳がこの役はもうやりたくないとでも言ったかな?

ま、この程度の物語なら、テレビのスペシャルでやればいいんじゃないかと思った。

杉下右京が、警視庁の窓からぶら下がって籠城中の会議室を偵察するシーンはびっくりしたが、キャラにもないことをするんじゃないよ、という感じである。

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