映画・DVD評(洋画)

「ステルス」をみた

2011/01/04

SFアクション映画の最近の定番といえば、人間の作ったAI(人工知能)が敵にまわるというパターン。この映画もそう。

AIを搭載し、無人で飛んで自分の判断で敵を攻撃する戦闘攻撃機が登場する。
この映画における戦闘攻撃機は、タジキスタンから一回空中給油しただけでアラスカまでマッハ4で飛んでしまう。おいおい。

冒頭、いきなりアメリカ海軍の攻撃隊がミャンマーでテロリストの集まっているビルを攻撃し、崩壊させる。
娯楽映画とはいえ、最近のアメリカ映画ってこの手の行動を何の気なしに描くが、アメリカ人って見ていて気にならないのだろうか。だとすれば観客の意識のほうがおそろしい気がする。

北朝鮮に不時降下したパイロットを救出しに行って、北朝鮮兵士を殺し、ヘリを撃墜するし。この場合北朝鮮は単に不法侵入されただけで何ら関連ないのだけどね。劇中では明確に「敵国」と言っていたけど。

アメリカのすることは何でも正義、と思っている単細胞なアメリカ人なら喜んで見ると思う。

空中シーンはほとんどCGだった。モデルワークは一部の地上シーンしか使っていないようで、ちょっと残念。戦闘シーンはおそろしくスピーディで実写の合成もきっちりとされているが、合成を意識させるあたりが、いまいち完成度を感じなかった。

戦闘機のデザインも、ステルスってレーダー波を反射しないように出っ張った部分をそぎ落とすらしく、ヌメっとしててあまりカッコよくない。どっちかというと、UFOっぽいぞ。

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