映画・DVD評(邦画)

「サマータイムマシンブルース」をみた

2011/01/04

もの持ちのいい映画である。
どうやらこの世界では、電気製品は壊れないらしい。

すでに十数年経過してそうなクーラー(エアコンではないらしい)は25年後も無事に稼働しているそうだし、そのリモコンにいたってはビニールに巻かれているとはいえ、沼に99年沈められてなお、電池を交換すれば正常動作する。

それだったら、最初からビニールで巻いておけばコーラがこぼれたくらいでは壊れなかっただろうに。

暑い夏、とある地方都市にある大学のサークル部室が主な舞台。SF研の部室なのだが、SFは研究していないらしい。

部室にある古いクーラーのリモコンが壊れて、クーラーが起動できなくなった。暑さにうだる部員たち。と、なぜか部室にタイムマシンが出現。

「昨日に行ってリモコンを取ってこよう」と出発した三人。だが、残された部員たちは、過去を改変すると世界が消滅する、と聞いてびっくり。なぜか戻ってきたタイムマシンで、過去改変を阻止すべく昨日へ戻る。

なんだか、ゆる~いストーリー。過去を改変すると世界が消滅する、というのも「タイムマシンはない」と断言する大学の万年助手がそう言ったというだけの根拠。

結局、タイムトラベルものとしてはひとつの定番である「過去を改変しようという行為も歴史の流れに読み込みずみ」というパターンかな。ネタバレして申し訳ないが。小説でいえばハリイ・ハリスンの「テクニカラー・タイムマシン」のタイプだ。

ま、時間つぶしには楽しい気楽な映画だ。

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