映画・DVD評(洋画)

「エレクトラ」をみた

2010/12/28

映画の中で描かれるジャパネスクには、とんでもなく歪んだものもある。
欧米人の眼でみた日本らしさなのだろうが、歪んだ認識の上に作り上げられたフィクションだと、二重三重に歪んで元の姿が想像もつかなくなったものもある。

もう続々とつづいているマーベル・コミックスの映画化。「デアデビル」というのがあったが、その中のヒロインを独立させたストーリーだ。

エレクトラは今や都市伝説と化した美しき暗殺者。「デアデビル」で死んだはずが、「キマグレ」という術を操るスティックという男が彼女を蘇らせ、鍛え上げたのだ。

キマグレとはなんでも時間を操る術で、極限に達すると死者を蘇らせるというのだ。言うにこと欠いて、気まぐれだってさ。

エレクトラと戦うのは「ザ・ハンド」という悪の組織なのだが、ここの幹部はどうも日本人をイメージしているようだ。(実際、そこの刺客とエレクトラが日本語で話すシーンがある)「ロシ」とか「キリギ」とか、日本人にはありえない名前がついているが。漢字でどう書くんだ?

「ザ・ハンド」の刺客グループは、それぞれ超常的な能力を持つ5人なのだが、刺青から猛獣を実体化させる能力者あり、毒女あり、岩のように硬い怪力男あり(これをボブ・サップが演じているが、ほんとのチョイ役)と、ここはどうも「SHIN0BI」か、その原作である忍法帳シリーズあたりを参考にしているのではないかと思われる。

ま、ハリウッド版の忍法帳シリーズととらまえればいいでしょう。

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