テレビ番組評

「ザ・フロッグマンショー」初回をみた

2010/12/28

がんばれ蛙男商会」「蛙男商会の軌跡」で取り上げた蛙男商会さんの番組「ザ・フロッグマンショー」がようやく大阪・朝日放送で昨日というか今日の早朝放映になったので、録画した。(およそ生放送を見られる時間帯ではない。午前3時21分からの放映だ)

30分のアニメ番組。
前半が「秘密結社鷹の爪」、島根県に根城を置き、世界征服をたくらむ零細秘密結社「鷹の爪」の脱力的活躍を描く。
後半は「古墳ギャルコフィーちゃん」東京都内の古墳高校に通う前方後円墳のコフィーちゃんの日常を描く。

全編がFlashで制作されている。女性ボイスは声優がついているようだが、男性キャラは全部蛙男商会さん自身の声だ(後処理でピッチは変えているようだが)きわめて家内制手工業的、低コストでできているに違いない。

制作・著作がテレビ朝日ではなく、蛙男商会・DLEとなっている。(DLEというのは蛙男商会さんのエージェンシーである)つまり、制作費をもらって制作しているのではなく、あくまで出来た作品をテレビ朝日に売っているのだ。

見た感想はというと「なんだ、これでいいのか…」というところだろうか。
はっきり言ってアニメといっても、ほとんど動いていない。秘密結社鷹の爪の一員フィリップなんて、ワンポーズ(なぜかマイクを口に当てて、片手をあげている)の左右反転だけだ。

はっきり言って、アイデアだけ。だいたい古墳がキャラクター化して高校に通うなど、誰が考えただろう。しかも、墳丘墓のダニエルなど、悪徳不動産業者にマンション建設用地にされてしまい、その看板をつけられたまま登校してくる。そのまま、校庭でサッカーをしているのだ。シュールそのもの。

考えてみれば、ゴールデンアワーに堂々と放映されているバラエティ番組だって、クォリティ的にはとんでもない映像が使われているケースが非常に多い。(いいことかどうかわからんが)

とりあえず、蛙男商会さんは野茂英雄だと思う。これまで、ネット上のFlashアニメなんてテレビのようなメジャーリーグとは無縁だと思われていた。トルネード投法ならぬ自主制作のFlashアニメをひっさげて、ともかくレギュラー番組を獲得したわけだ。

次は、誰がイチローやゴジラになるか、ということだと思う。

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